避け得ぬ少子高齢社会。必ず、今後の日本社会は再び血族的な力学が強くなる。
今この瞬間には、コストがかかるとしても、時間経過とともに、プラスの効果が結果的に得られるものを投資という。
少子高齢社会はすでに到来している。
ということで、現在の社会の骨格がポッキリ折れることを確信して、妄想全開ファンタジーをお届けします。
これからの投資
こーいう世の中で、一般市民が誰でもできて、ある程度のリターンが必ず期待できる投資(!?)がある。
それは、子供をたくさん作ること。
世間一般で人的資源が減少するので、人的資源が多く所属する家庭・家族・一族は大きな価値を有するようになるというのがその理由。
人口減少と政治
国は今後弱体化する。
財源がないのに支出ばかりが増えていくからだ。
いわんや市町村自治体をや。
と、なれば市町村はその影響力を低下させることになる。
まして、地域包括支援の名の下に、地域に丸投げしようとしてさえいる。
そうすると明らかに、若い人間が多く所属する大家族の存在感が地域で増してくる。
人材不足になれば、当然人材に対する市場価値は高くなる。
しかもそれが、まとまった形で存在するから、なおさらである。
自ずと、子供の多い一族的なあり方が、地方政治の中心となる。
そのような先読みをした夫婦は、多少無理してでも子供を作ってくと一族が潤う。
さらに一歩先読み
そうした政治のあり方が一般的になったとしよう。
すると今度は、影響力の強い一族同士の政略結婚的なものが見られるようになるだろう。
自分でもどんな世紀末かと思うが、家族に失われた権威が戻ることで、封建的な親の出現が予想できるからだ。
歴史は必ず繰り返す。
並行して先読み
今後、大都市周辺の地方都市での子育てには、教育資金が投入される。
今現在の生活水準を切り下げてでも、子供を作っている家族は、目に見えにくい経済的な恩恵を様々な形でリターンとして得ることになるだろう。
という筋書きを頭の中に描いていれば、子作りも怖くない。
投資で言えば、逆張りするようなものだ。
子供を産み育てるのは、地方がいいだろう。
大企業が回らなくなるから、学歴よりもユニークな思考がものをいう社会になる。
高度な教育も良いけれど、いろんなことを自分で考えさせる癖を身につけさせよう。
もそっと先読み
人的資源の確保ができなくて、たくさんの企業が倒産する。
お金の巡りが悪くなる。
商品の巡りが悪くなる。
食べ物が安く手に入る、地方の生活の経済的な優位性が高まる。
口うるさい老人たちがいなくなったところに、都会であぶれた若者が住み着くようになる。
治安が悪化する。
一族経営の自警団が、頼りにされるようになる。
一族の存在感が高まり、ますます封建的になる。
地域のいろんなことが、その一族の一存で決定するようになる。
この記事のまとめ
少子高齢社会は避けようがない。
今のこの社会の仕組みがいつまで続くかなんて誰にもわからないし、そのうち世の中は、間違いなく大掛かりに変化する。
日本経済は、海外の市場との微妙なバランスの上に成り立っているから、そのバランスが崩れると、世の中なんてすぐに変わる。
すると、変化と時流を読んだ若くて優秀な人間は、学生結婚などで動き始める。
とは言え、家庭と子供を持てばいいのであるからして、学歴の乏しい人間にも、幸せになるチャンスの大きい時代と言えるかもしれない。
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