Torどうやって使うの?正しく使えば、インターネットの匿名性を担保してくれるかもしれないよ。
tor(トーア)って技術は、時々テレビでも話題になるので知っている人も増えてきているかも。
torは通信の経路を、分からなくしてくれる。簡単にいうと、電話でいうところの逆探知ができなくなるということ。
発信元の正体を辿ろうとしても、分からない。
自分の個人的な情報がインターネットを通じて、無意味に特定されることを防ぐことができる技術なので、どうやったら導入できるのかとか、色々調べてみた。
torとは
例えば、玉ねぎのように。
皮を剥いても剥いても本質が見えてこない。
そんな意味合いが由来の匿名化技術で、アクセス元がどこなのかがわからんくする技術。
有り体に言えば、ちゃんと本当の意味で匿名でインターネットを使えるようにしてくれるかもしれない技術。
かもしれないというのは、やっぱり絶対に特定できないということはないだろう、そういう個人的な予測があるから。
torの原理
だけど、調査のコストやら原理を考えると、現実的にはほぼ事実上の匿名と言えるかもしれない。
特に、わけわからん国のサーバーとか、そもそも通信ログを取っていない通信サーバを経由された場合には、お手上げなのですわ。
根気強く分析をされたらどうしようもないのだけれども。
torを知るには、普通のインターネットの通信技術を知らなければいけない。
通信元には通常IPアドレスっていう、個人で言えば名前のような識別記号が割り振られてる。
それが、いろんなサーバを経由して、目的とする情報源にたどり着く。
このとき、経由するサーバは普通は少なければそのほうがいいと思われているから、最短ルートでたどり着く。
たどり着かれた方は、情報をよこせと言ってきたサーバの情報がわかるので、そこから逆に辿っていけば、「逆探知」ができてしまう。
ちょっと知識があれば、実はそこから住所とか分かっちゃう。
そこで、わざと経由するサーバの数を、ふやす。
たどるべきサーバの数が増えるので、逆探知が単純に難しくなる。
それに、経由するサーバは普通のサーバとは違って、匿名化に特化したものであることも多い。なんていうことでしょう。
これで住所がバレる危険性は減ったね。
よかったよかった。
torの落とし穴
自分の発信する情報が相手に伝わりにくくなるので、悪い人に情報が伝わることはなくなる。
そのことはいいとしても、実はtorでやり取りするのは、普通の情報で暗号化されていないという。
だから、通信内容は読めちゃうかもしれないし、匿名化できても、中身の情報を読まれたら、色々と厄介なことになるやもしれぬ。
それを防ぐためには、ちゃんと通信内容を暗号化しておかないとダメですよ〜と。
結構勘違いポイントらしいですわ。
torと犯罪
torは、発信元がどこか分からなくなるという、匿名性の強化をしてくれるツールであることはこれまでにも述べた通りですが、悪用する人がいるんですな。
いってやりたい。
バーカ。と。
どんな素晴らしい技術も悪用した瞬間におしまいである。
価値半減である。
どうして素晴らしい技術の、価値を損ねるようなことをするのか、非常に理解に苦しむけれども.onionという仮想ドメインの技術を用いて、闇インターネットが展開されている。
インターネットは昔、アングラの象徴だったけれども、実は場所を移して、今もアングラであり続けているのだ。
なんてこと。
みなさん、犯罪はダメ、絶対ですよ。
tor ダウンロード先
普通にtorといえば、通信技術のことなんだけどもさ、ブラウザの形で技術が提供されてる。
ダウンロードってところをクリックすると、ダウンロード先に飛ぶ。
ブラウザ形式で、普通にブラウザとして使えばtorを使えてることになる。
ただし、匿名化をきちんと実現するためには、設定をしないといけないので注意。
詳しくは、ググってください。
この記事のまとめ
匿名化技術は、非常に強力な技術ですよ。
だからこそ、自衛のためにのみ使うべき。
やっぱり、インターネットはやっぱり匿名性があってなんぼだと思うので、結構大切な技術だなあと思う。
ただし、悪用されない範囲においてなのは、絶対的な原則であり、やっぱり守らなあかんところだと思う。
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