野糞を続けて43年 「奥さんよりもウンコを選んだ」伊沢正名の信念 を読んで。
野糞を続けて43年 「奥さんよりもウンコを選んだ」伊沢正名の信念 – withnews(ウィズニュース)
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を読んだ。
第一印象
4分の1読んで
――人間と遭遇したことはありますか。
人間が一番危ない(笑)。できるだけ人目を避けるようにしていますが、それでも出くわしてしまうことはあります。敵とどうやって対決するか。先に気がついた方が勝ちなんです。だから、野糞は人が来そうな方を向いてします。背後から来られるとマズイので、後は藪とかで守ってね。
見られるのは恥ずかしいけど、見る方だって恥ずかしい。人が来たら、近づいて見られる前に、こちらからあいさつしてしまうんです。「おーい、こんにちは!」って。そうすれば、「ウンコをしながらニコニコあいさつしてくるなんて、コイツは危ないヤツだ」ということで、立ち去ってくれる。心理作戦ですよ。ハハハ。
半分読んで
――野糞を続けることに対して、批判もあるのでは。
結構ありますね。「ハエがたかるので汚い」とか。汚いのはハエよりも、自分が出したウンコ。ハエはウンコを分解してくれる昆虫で、むしろ感謝すべき存在なんですよ。
野糞は軽犯罪法違反では?という指摘もあります。でも、軽犯罪法は街路や公園など、人が集まる場所での大小便や、タン・つばを吐くことを禁止しているだけです。もし逮捕されたら、ウンコ闘争・ウンコ裁判を貫きますよ。トイレは使わず、留置場にどんどんウンコをためていく。いけるところまでいくつもりです。
「糞土思想」は現代の地動説。時代が追いついていないので、批判を受けることもあります。ガリレオも裁判にかけられた。私はウンコで革命を起こすつもりですから。
最後まで読んで
――最後に、今後の抱負をお聞かせください。
ウンコに対していまだに偏見やタブーがあるので、これを変えていきたい。タブーというのは、都合の悪いことを覆い隠す卑怯な手です。ウンコをタブーの世界に押し込めて、見ない・見えないようにして…。でも「ないこと」にしてしまうのは、責任逃れじゃないかと思うんです。タブーをどんどん暴いて、物事の本質をハッキリさせないといけません。
そのためにも、これからは教育に力を入れていきたいですね。教育にウンコの問題を持ち込んで、啓蒙活動をしていけたらと思っています。
うんこを暴いて、物事の本質をはっきりさせるとな。
なんて哲学的なんだ。
注 褒め言葉です。
この記事のまとめ
普段、理解に蓋をしてしまうことに違うアプローチで挑むって大事なことなのかもしれません。
やるせない気持ちですが現場からは以上です。
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